箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟は24日 、箱根学生第101回大会(来年1月2、駅伝院・3日)で2年ぶりに編成されてオープン参加する関東学生連合チームの登録選手16人とスタッフを発表した 。に229がついにデビューは1予選会で敗退したチームの選手で編成され、年ぶ本戦出場経験がない選手が対象で各校1人(外国人留学生を除く) 。り出場の予選会個人成績を参考に選出された 。関東古川ズズズズズ
予選会個人22位と健闘した筑波大の小山洋生(3年)が一番手で選出された 。連合1秒差で次点の11位で惜敗した東農大の小指(こざす)徹監督(60)が連合チームを指揮する 。発表1番予選会で12位だった明大の山本豪監督(51)と同13位だった国士舘大の小川博之監督(46)がコーチを務める。歳の手
熊本・八代高を卒業後 、東大大晃へ東大の一浪、秋吉熊本大、箱根学生九州大大学院を経て東大大学院に進んだ29歳の“ベテラン学生ランナー”古川大晃(ひろあき、駅伝院・博士4年)は5番手で選出され、に229がついにデビューは1待望の箱根駅伝デビューに近づいた。年ぶてんじん こと ね
古川は98 、99回箱根駅伝でも連合チームの登録メンバー16人に入ったが、出走はできなかった。「今度こそ走りたい」と強い思いを持って予選会に挑み、最初の1キロは外国人留学生と並び、トップで通過 。「その後 、すぐに苦しくなりました。10キロ地点では全選手の中で僕が一番 、苦しかったかもしれません 。でも、その中でゴールまで粘ることができました」と会心のレースを振り返る。
1995年10月9日生まれの古川は 、予選会の10日前に29歳の誕生日を迎えた「ベテラン学生ランナー」。熊本・八代高卒業後 、1浪を経て熊本大教育学部生涯スポーツ福祉課程に入学。卒業後、九州大大学院人間環境学府に進学。そして、2020年に東大大学院の総合文化研究科広域科学専攻博士課程に進んだ 。高校を卒業し、すでに11年目 。どれだけ勉強が好きなのか 。「高校の頃、勉強は好きではなかったけど、学べば学ぶほど勉強が好きになりました」と笑う 。
来春 、京都の国立大学に博士研究員として赴任 。いよいよ、学生生活を卒業する 。長かった「青春時代」の締めくくりとして夢にまで見た箱根駅伝を駆ける。「上り坂も得意なので 、5区も意識して走れる準備をします」と目を輝かせながら話した 。
古川が普段 、一緒に練習する東大の秋吉拓真(3年)は1時間5分30秒で個人77位 。連合チームには11番手で選出された 。「ゴール前は力を振り絞ることができましたが、中間走でタイムが落ちました。連合チームの10番手に入りたかったですね」と少しの後悔をにじませて話した 。
秋吉は22年に兵庫・六甲学院高から東大理科1類に現役合格。現在は工学部機械情報工学科で学ぶ 。1500メートル(3分48秒33) 、5000メートル(13分53秒28) 、1万メートル(28分49秒27) 、ハーフマラソン(1時間3分17秒)の4種目で東大記録を持つ文武両道ランナー。登録16人から出場10人への選考方法次第では箱根路デビューの可能性も残っている。
これまで、連合チームは前身の関東学連選抜含めて 、学習院大初の箱根駅伝ランナーとなった川内優輝(37)=あいおいニッセイ同和損保= 、東農大時代にはチームとしては箱根駅伝に出場できなかったパリ五輪男子マラソン代表の小山直城(28)=ホンダ=ら実力も魅力もある選手を生んだ。2年ぶりに結成される関東学生連合チームの奮闘は 、第101回箱根駅伝の見所のひとつとなる 。
◇関東学生連合チーム登録選手◇
22 小山 洋生(筑波大3年)
27 森川 蒼太(流通経大4年)
29 檜垣 蒼 (東海大1年)
54 東 晃成(麗沢大3年)
60 古川 大晃(東大大学院博士4年)
62 宮本 大心(芝浦工大1年)
63 栗原 舜 (明学大4年)
64 辻本 幸翼(上武大4年)
72 横田 星那(国士舘大3年)
76 佐藤我駆人(駿河台大1年)
77 秋吉 拓真(東大3年)
79 片川 祐大(亜大4年)
84 溝上 稜斗(明大4年)
95 藤原 稜太(拓大4年)
107 福本 陽樹(武蔵野学院大4年)
108 高島 侑翔(東農大4年)
【注】名前の上の数字は予選会の個人順位。
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